ふすま紙の全面張替えの心構え
まず、ふすまの種類と構造の説明をします。ふすまには『本ぶすま』と『戸ぶすま』の2種類があり、『本ぶすま』は、枠がはずせ、下地は組子が格子状に組み合わされています。『戸ぶすま』は枠が外せず、下地はベニアなどでできています。
ふすま紙の張替えは『本ぶすま』の方が全然きれいにできます。ふすまの左右の枠は下に折れ曲がった折れ合い釘という名の釘で固定され、上下の枠は真っ直ぐな釘で固定されています。
張替えのために枠を取り外してしまうと、どこの枠かわからなくなってしまうので、目立たないところに鉛筆で、位置を書き込んでおくとよいと思います。
左右の横枠の幅はおなじ幅ですが、点枠は鴨居に嵌め込む分だけ地枠より幅が広くなっています。引き手側の位置がセンターより少し下に来るようにして、ふすまを立てた時の上が天枠、下が地枠となります。天枠と地枠が逆にならないように注意をします。
ふすま紙は、のりが付いた裏面を湿らせて張るタイプとスチームアイロンを使用して張るタイプがあります。子供やペットがいることでふすまが傷みやすい家では、ふすま紙は無地にするか、全体柄にするとあとから部分的に補修がし易くなります。